TEAM A’s 結成

ゲツコーギルド傘下の女性制作ギルド 秘密結社Qrious(キユリアス)内に新しいチームが結成されましたので、ご報告いたします。

TEAM A’s とは?

TEAM A’s ってどんなチーム

TEAM A’s(チーム エース) とは、自分たちで考え、専門性を身に付けるだけではなく、関連する業務や作業、チームでの制作、サービス提案、営業やコミュニケーション、運用といった総合的なスキルを身に付けさせる、修行のためのチーム です。
つまり、修行を必要とするクリエイターやエンジニアの集まりで、単に課題をクリアするようなスクールやサロンとは違い、自分たちでサービスを立ち上げ、自分たちで稼ぐビジネスモデルを構築し、そのためには何が必要で、自分には何ができるのか?どう行動しなければならないのか?を考えて考えて実行して、先輩たち(チーム外)は、サポートしたりフォローしたり、ダメ出しされて成長していく、修行のためだけのチーム なのです。

Qriousを含む、弊社傘下の制作ギルドへの参加基準には、「3年以上の実務経験または50サイト以上の制作実績、うち1年は受託経験があること」という掟があります。
ただし、ポテンシャルを感じるクリエイターやエンジニアには門戸を開いており、一人で案件を進められるだけの力量はないが、指示やサポートがあれば遂行できると認められた場合は「サブ」としての参加を承認しています。

サブとは、経験や実績、知識、情報などなど全てに於いて未成熟で、成長には時間を要しますが、その一方で発想や新しい技術については良く知っていたり、目標やビジョンはハッキリしてて、それに向かう姿勢や取り組み方が間違っていないと判断されるクリエイターやエンジニアを弊社ではサブとして育てています。

サブは、メインの指示を受けて作業を展開するサポート役で、例えばWEBデザインならTOPページやキラーコンテンツのデザインはメインが行い、下層ページやパーツ、部分的な修正などはメインの指示に従ってサブが行うと言ったような仕組みで、その間にメインの技術を盗んだり知識や情報を蓄積したりして、メインを目指して頑張っています。

結成したキッカケ

2019年は、ギルドの参加希望者に紙出身のデザイナーさんが多く、メディアが違うだけでデザインの技術はしっかりしている人も多く、埋もれさせるにはもったいない人材が多くいました。
紙のデザイナーさんは、この先、WEBもできた方が幅も広がるし、値崩れしていないWEBの方が、同じ時間を使うにしてもモチベーションが違うということで、希望する人が増えています。
それに加えて、オンラインでの育成も活発になり、WEBクリエイターの志望者が益々増えてしまい、狭き門になりつつある現状があります。

弊社傘下の制作ギルドは、業務の80%がWEB制作。紙出身のデザイナーさんが活躍するには、コーディングルールやWEBの特性を理解してもらわなければなりませんが、これがそう簡単にはいきません。
実案件には納期もありますし、きめ細かいレクチャーをしてる余裕がありません。また、スクールを出たばかりのクリエイターさんは、実戦経験や実績がないため、制作会社の転職も叶わず、路頭に迷っている状態で、弊社でインターンとして受け入れても、とても実践で活躍できるほどの知識は得られていないのが現状です。

ポテンシャルで承認したサブが、気付いてみたら5名を越えていたので、これは本腰入れて育成し、一日も早く戦力になってもらわないと困ると思い、任意で修業したい人は集合っと号令の元、サブ全員が修行チームへの参加を決意してくれました。

TEAM A’s のこれから

まずは自覚させる

まずはじめに、この修行チームの目的とゴールをしましました。目的は前述したとおり、半人前ではクリエイターとしてもフリーランスとしても続けては行けないし、希望者も多く競争は激しくなります。
Qriousのメンバーとしての成長ももちろん大事ですけど、メンバーは個々に活動をしているので、フリーランスとして続けて行けるスキルや対応、適応する能力を高めることが目標でありゴールだと考えます。

モチベーションを持ち続けてステップをしてもらうために、そして初心を忘れないように、改めて修行チームのメンバーに自覚を促しました 。

第一の試練

修行チームとして集められたサブメンバーに最初に与えた試練は「チームの命名!」名は体を表すし、自分たちが決めたチーム名なら愛着が湧くというもの。早速、アイデアや意見出しをはじめました。
こういう時は積極的に思ってることを出していきましょう。
ポイントは「みんなで決める」ところで、ボスや先輩方はくちばしを挟みません。今後は、チームで考えて意見を出したり思い悩んだり、生みの苦しみを経て決定していきます。
ボスがそれに付いて寸評を出すカタチで、良くても悪くても決定したことで進めていくことになるので、浮かれた気分ではいられません。この責任の重さが適度な緊張感でムズムズします。そして、決定しました!

命名 TEAM A’s

TEAM A’s (エース)で決まりました。

  • Qriousのエースとして活躍できるように
  • トランプのA(エース)のような切り札として
  • Aから始まり難易度を上げてZまで上り詰める始まりの場所として
  • (キーボードの)Qの下はAなので

いろんな意味を込めて、わかりやすく端的な表現を話し合って決まました。メンバーはみんな穏やかで、良く言えば協調性、悪く言えば迎合で喧々諤々とはなりませんでした。まだ遠慮があるのかもしれません。

第二の試練

チーム名も決まってより一層やる気のTEAM A’sメンバーに与えられた2つ目の試練は「チームロゴの作成!」今後は、TEAM A’sで活動すれば、その名称が表に出ることになります。Qriousにはブランドがありますので、Qriousロゴを使うわけにはいきません。SNSなどにもアイコンやアイキャッチとしても使う機会は随所にあるでしょう。

チームメンバーはデザイナーが3名いるので、3名のコンペにすることにしました。チームの目的やチーム名の話し合いなど、これまで蓄積してきた情報を、三者三葉で表現していきます。与えられた期限は1週間。評価は自分たちも含めてQrious約40名のメンバーが審査員です。どれを推すか、クリエイターらしく理由も添えて投票してもらいました。

その結果、わずか2票差でこれに決定!

© TEAM A’s ロゴ

@をPCっぽく見立て、制作ギルドであることを表現。欠けてる部分も未熟っぽくていいとか、Qにも見えるとか、制作者本人も意図してなかったいろんな見え方もかえってよかったのかもしれません。

この後、投票コメントやボスからの寸評が3人にありました。コンペで意見を貰えることなどあまりないことなので3人とも感激。中でも採用された制作者が一番悔しがっていたのが印象的。
他の2人のシンプルなデザインやデザインコンセプトを聞いて、もっとできたんじゃないか、その視点はなかったなどなど、感激しつつも反省点が浮き彫りになったようで、その自信のなさが今後の課題に繋がるでしょう。

このロゴを制作し、選ばれた制作者をここで表彰しておきましょう。Qrious所属 中部・東海エリア担当デザイナーの木下舞子 (Maiine works ) です!
みなさま、盛大な拍手と賛辞を!

これからのTEAM A’s

チーム名も決まり、ロゴも決まり、いよいよビジネスの時間です。サブとは言え、未熟ではありますがクリエイターですし、Qriousのメンバーでもありますので遊ばせておくわけにもいかない。自力で稼げる仕組みを考えていきます。

しかしその前に、TEAM A’s のメンバーはお互いの顔もどういう人たちかも知りませんので、顔合わせして自己紹介して、ビジョンやビジネスの話をすることになりました。題して「TEAM A’s キックオフミーティング!」Qriousなので、ボス以外は全員女性です(当たり前ですが)。ボスから改めて、このチームの趣旨や目的、ビジョンの説明があり、メンバーの自己紹介が終わりました。勿論、Qriousなのでリアルにではなく映像チャットです(当たり前ですが)。

そして最後に、とあるサービスを立ち上げる宣言がありました。実は事前に概要は聞いていて、その詳細が明らかにされたわけですが、残念ながらお話はここまで。このサービスについてはまた、公開後にお話しさせていただきます。

最期に

TEAM A’s では、Qriousへの参加最低要件がクリアできる方で、経験や実績のみが足らないデザイナーさんやコーダーさん、ディレクターさんからのご相談を随時受け付けております。

現在のところ、Qrious内のチームのため男性は参加できませんが、希望者が多いようでしたら検討させていただきます。

また、教える側に回りたい方やデザインやコーディングの講座づくりにご協力いただける方も随時募集しております。複数のチームやプロジェクトでカリキュラムやテキスト、動画配信などを検討中です。

こちらよりご相談、お問い合わせください

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